不自然な仕掛けのチョイ読み

ぱっと見ると、盲点っぽい待ち?

先日の仕事中でのこと。
南2 西家 ドラ{発}

対面の東家が切ったドラの{発}を南家がポン、次巡さらに南家が{二}チーして打{一}
南家{裏裏裏裏裏裏裏横二一三横発発発}
捨牌{⑧⑥白八429一}

──{八4}がツモ切りで他は全て手出し。
七対子やトイトイなどの変則手からドラが鳴けた為に仕掛けたような感じ?テンパイはしていそう

対する親は{二}をツモ切った後に{5}を暗槓してリンシャン牌を手に収め打{7}リーチ
──河が強く有益な情報がない。どちらにせよベタオリだ。私の手牌には今親が切ったばかりの{7}が2枚ある。

南家ツモ切りで私は親の宣言牌の{7}を合わせ打つ。東家一発目のツモ牌{6}はツモ切り。すると南家がこの{6}をポンして打{8}

──なんだまだテンパってなかったのか…

──ん?
──おかしいな。なんで親の宣言牌の{7}を仕掛けなかった?
{横768}でチーして打{6}とせず{横666}でポンして打{8}とした理由はなんだ?

──{6}は親のリーチに危険ではあるが、前述した通り河が強く通ってないスジはいくつもある。{6}を特別切りたくなかった!という訳ではないだろう。

だとするとテンパイ形からの待ち変えくらいしか思いつかない。
──{66778}から?
──{7}が5枚あるw

──{6678}から?
──これもおかしいw

{9}を切っているだけに{7}は持っていないはずだ。

──となると!!
──{66688}?

合点がいく組み合わせはこれくらいしかない(思いつかない)。シャボ待ちからの待ち変えだ。

南家{68裏裏横666横二一三横発発発}

ぱっと見ると盲点っぽい待ちだけど、よくよく見ると{7}は本命。違う牌を切りやり過ごすと数巡後に東家が和了

わざわざ南家に正解は聞かなかったけど「カン{7}」への待ち変えでほぼ間違いないだろう。

不自然さが残る仕掛けは手牌が透けやすい。まして3副露となるとなおさら。

親のリーチ宣言牌{7}を仕掛けて打{6}のカン{7}待ちなら盲点になって放銃してしまっていた可能性は高いが反応できなかったのだろう。
南家{裏裏裏裏横768横二一三横発発発}
捨牌{⑧⑥白八429一6}

手順には何かしらの理由があるので思考放棄しないで一考してみると良い事があるのかも知れませんね。

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2 Comments

  1. ゆきのん

    いやあ、非常に、おもしろい記事でした。
     私なりに、楽しませていただきました。
    たくさん考えさせていただきました。
    ありがとうございます。
    私見をコメントいたします。
    点棒状況と、親の捨て牌がございませんので、なんともいえませんが・・・。5ソウアンカンに対して、ウラスジの69ソウが打ち難かったのかも知れませんね。
    一一三とマンズを抱えていたことからも、この人の軸となる手役は、七対子の可能性が高い。
    仰るとおり、望外のドラの発が打ち出されたことで、仕掛けておたおたしている感じですね。⑧9ソウの打ち出しが、チャンタを難しくさせています。私が即座に感じたことは、
    668から、7ソウを仕掛けて、打6ソウとすることを躊躇した可能性もあるのかな?と。
    5ソウがアンカンされる前に、4ソウをツモ切っていることに違和感があります。
    468というターツで抱える必要がなかった、ということは、ソーズは上のほうで一メンツである可能性が高い。9ソウ切りから推察すると、ソーズメンツは完成の可能性もあるのかな、と。けれど、5ソウアンカンで、ソーズが未確定になります。で、6678このあたりをどのように抱えているのか、?のハナシになってきます。
    アンカンの入った親リーチはやはり怖いですから。
    また、66688の形でテンパイが入っていたのなら、8ソウのトビにもよりますが、6ソウカン。もしくは、仕掛けないのではないか?ともおもいますが・・5ソウアンカンしている状況と6ソウ4枚切れのノーチャンスから、取れる、と考えるのであれば、7ソウも8ソウもそんなに変わらないと考えます。
    66688から、6ソウも打てて、さらに7ソウを取る、という戦略であれば、7ソウをチーして、打6ソウもう一度カン7ソウで受けるという選択肢もあります。66688から、カン7ソウを仕掛けることができなかった理由がなかなか見つかりません。6ソウを打てるのであれば、一発を消せる7ソウチーのほうが効果が高いですし・・・
     もし、66688から、6ソウポンで、親リーチの現物のカン7ソウを狙い打つ、という応手を選択していたとするなら、かなりのツワモノですね。
     69ソウが危険と考えたのであれば、同時に8ソウはあと一枚しかなく(78のターツは親に組まれている)和了が困難。なので、6ソウを4枚見せて、打8ソウとすることで、ソーズメンツの完成を思わせ、7ソウで取る、ということは、高等戦術だと思います。
    また、その可能性を推察して、7ソウをお止めになる選択も、素晴らしいと感じました。
    そうは、思っても、なかなか7ソウは止まらないですよ。
    これぞ、相手の思考を推察する麻雀の醍醐味だ、と思います。

    • コメントありがとうございます。
      じっくり読ませていただきました(^o^)
      状況までは記述しませんでいたが(南2で親が15000程度のラス目、南家が3着目)、どちらにせよなかなか見ない仕掛けだったので記事にしてみました。
      また気が向いたらコメントくださいませ!

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